協会について

木材加工技術協会について

適正に管理された森林から生産される木材の活用が、地球環境の保全に大きく貢献します。公益社団法人日本木材加工技術協会は、環境負荷の少ない適正な木材加工・利用に関する学術の振興と技術の向上及び普及を図るために活動しています。

協会の歩み

1948年昭和23年任意団体「日本木材加工技術協会」発足
  北海道支部設立
  「木材工業」16号発刊((財)林業経済研究所より版権譲渡)
  社団法人日本木材加工技術協会認可
  関西支部設立
1952年昭和27年中部支部設立
1955年昭和30年保存部会設立
  合板部会設立
1956年昭和31年製材木工部会設立
  第1回木材加工技術賞
1959年昭和34年木材塗装研究会設立
1961年昭和36年九州支部設立
  床板部会設立
1969年昭和44年集成材部会設立
  第1回市川記念賞
1977年昭和52年第1回木材の実用知識講習会
1983年昭和58年第1回年次大会
1987年昭和62年中国支部設立
1992年平成 4年 木質ボード部会設立
1998年平成10年創立50周年
2005年平成17年日本学術会議協力学術研究団体
2006年平成18年木材・プラスチック複合材部会設立
  床板部会を木質仕上げ部会に名称変更
2008年平成20年創立60周年
2011年平成23年公益社団法人日本木材加工技術協会へ移行認可

活動の概要

年次大会の開催

研究発表などを通じて会員相互の研鑽、情報交換、親睦を図るため、年次大会を毎年秋に開催しています。開催地は北海道から九州まで、毎年地域を変えています。

技術情報の普及

本部・支部・部会において、講習会、講演会、シンポジウム等を開催し、木材加工・利用技術及び木材産業の当面する重要課題等について、広範な分野にわたって活発に広報・普及を行っています。

機関誌・図書の刊行

毎月、機関誌「木材工業」を発行し、現在巻を重ねて第78巻を刊行しています。わが国の歴史ある木材加工・利用技術に関する専門誌として高い評価を受けています。 「日本の木材」、「世界の有用木材300種」等の権威ある図書の刊行を行っています。また、日本産50樹種の貴重な木材標本を頒布しています。

支部・部会活動

全国5カ所に支部があり、本部と連携をとりながら地域の特徴を生かした様々な活動を行っています。 また、7つの部会を設けて、それぞれの専門分野での活動を通して、各専門分野の技術の向上および発展に資する活動を行っています。

技術資格の認定

わが国の木材工業の健全な発展に資するため、木材加工・利用の基礎技術である木材接着、木材乾燥、木材切削及び構造用集成材の製造に関し、これに関与する技術者の知識技能を審査して、その資格の認定を行っています。  また、資格認定試験に備えて、各専門部門の研究者・技術者による基礎知識から専門技術までを網羅した講習会を開催しています。

調査・技術開発

木材加工・利用技術についての調査・技術開発を国やその他機関の委託を受けて行っています。近年では林野庁からの委託を受けて、国産材の需要拡大を目指した技術開発を行っています。

表 彰

毎年、わが国の木材加工・利用技術の進歩発展に貢献した業績に対して、「木材加工技術賞」ならびに「市川賞」を授与しており、今や権威ある賞として斯界の認めるところとなっています。

助 成

本協会会員の海外における研究集会参加や調査等の研究活動に対して助成を行っています。

本部所在地

公益社団法人日本木材加工技術協会
〒112-0004 東京都文京区後楽1-7-12
TEL:03-3816-8081
FAX:03-3816-7880