構造用集成材管理士

構造用集成材管理士

構造用大断面集成材の製品計画および製造を適正に実施するためには、集成材の設計・製造に関する技術的知識と建築設計についての一般知識が必要になります。「構造用集成材管理士」の資格は、日本農林規格で規定する構造用集成材の製品計画及び製造業務に従事することのできる者に与えられます。これにより、構造用集成材の製品計画及び製造業務の適正をはかり、集成材の品質の安定を確保しようというものです。

資格取得のためには、「構造用集成材管理士資格検定試験」に合格しなければなりません。それに先立つ「構造用集成材の製品計画および製造に関する講習会」では、木材および接着の一般知識、建築設計の一般知識、集成材の設計に関する技術的知識、集成材の製造技術などについて講義が行われています。

昭和63年より、資格取得者は259名(平成28年4月現在)を数えており、関連する業界の発展に貢献されています。